|
 |
||||||||
最近では、様々な手口を使ってお金を騙し取る詐欺事件やマルチ商法が学生さんの間ではやっております。 こういった悪質な業者(人)には、くれぐれもご注意下さい。 主な例は次の通りです。 ①紹介屋 みなさんは、こんな広告を見たことはありませんか? パチンコ雑誌の広告や電話ボックスの張り紙等で、「ブラックOK」「多重債務者でも即日300万円まで融資可能!!」など。 こういった広告のほとんどは紹介屋やヤミ金等の悪質業者なので、ぜったいに手を出してはいけません。 紹介屋とは、自分のところでは貸付をしないで、あたかも他社を紹介したように見せかけ、高額な紹介手数料を騙し取る業者です。一度お金を払ってしまうと、数ヵ月後に二次的な被害を受けている人も多いようなので、注意が必要です。 ②整理屋 整理屋とは、多重債務者に対して、「なんとかしてやる」といって、債務整理を請け負ったかのように見せかけ、実際は何もしなかったり、いいかげんなことをやってお金を騙し取る悪質な業者です。 実在の弁護士事務所の名詞などがあるので、騙されやすい。 実際は、弁護士事務所が名前だけ貸しているケースが多いようです。 ③システム金融 いわゆるヤミ金のひとつです。 法で定める金利を大きく上回る金利で貸付をしますが、やっかいなのは資金繰りに苦しむ中小企業をターゲットとし、複数のヤミ金が狙うところです。 一度ひっかかると、返済日間近になって別のシステム金融からFAXやダイレクトメール・電話等で勧誘がくるのです。払えないからその場しのぎでついつい借りてしまい、同じ手口で最初は10万円の借金が何千万円にも膨れ上がり、社会問題となりました。 ④マルチ商法・ネットワークビジネス 「必ず儲かる」といって近づき、ビジネスに必要な商品を高額で買わされる。 「最初はお金が掛かるが、友達を何人も紹介するなどしてがんばれば、月収ン十万も夢ではない」などあまい言葉につい騙されるケースが多い。 そもそも必ず儲かるビジネスが仮にあったとしても、そんなビジネスがあるのであれば、他人には教えないはずです。ちょっと考えればわかるのですが・・・ ⑤高収入アルバイト インターネットやメールでアルバイト募集を謳い、実際に面接に行くと「お金を借りてきてほしい」といわれる。 「支払いはこちらでやるので大丈夫」と言われ、カードも相手に渡してしまうケースが多い。 これらのいずれのケースも被害を受ける前に誰かに相談するのが賢明ですが、万一ひっかかってしまった場合、最寄の消費生活センターや、警察等に相談するのが一番良いです。 最も良くないパターンは、一人で対処してしまうケースです。 この場合、ほとんど相手に言いくるめられてしまうので、必ず善意の第三者に入ってもらうのが重要です。 |
|||||||||